そうもくとう【草木塔】
種田山頭火の句集。昭和8年(1933)刊行のものと昭和15年(1940)刊行のものがある。
そうもく‐ばい【草木灰】
草や木を焼いてできる灰。カリウム・燐酸(りんさん)を多く含み、肥料にする。そうもくかい。
そう‐もじ【草文字】
草書体の文字。草字。
そう‐やく【草薬】
漢方で、草の葉や根を材料とした薬。また、漢方薬に対して、民間薬のこと。
そう‐らい【草莱】
1 荒れ果てた草地。また、生い茂った雑草。「狐兎の踰(こ)ゆるに任せ—の埋むるに任せたる事」〈露伴・二日物語〉 2 荒れ地。未開の地。転じて、田舎(いなか)。「田疇(でんちゅう)ことごとく治まり...
そうらい‐し【草莱子】
1 時勢にうとい人。田舎者。 2 《1が腰にさしている刀の意という》粗末な刀。「この—を差して、ちょっと行ってくれろ」〈洒・多佳余宇辞〉
そう‐れい【草隷】
1 草書と隷書。転じて、書道。 2 古く、隷書を簡略化したもの。草書。
そう‐ろ【草廬】
1 草ぶきの粗末な家。草庵(そうあん)。 2 自分の住居をへりくだっていう語。
そう‐ろ【草露】
草に置くつゆ。はかないもののたとえにいう。「—の身」
ぞう‐り【草履】
歯がなく、底が平らで、鼻緒をすげてある履物。わら・藺草(いぐさ)・竹皮などを編んだものや、ビニール・コルク・ゴムなどで作ったものがある。