あら‐ぶし【荒節】
《「あらふし」とも》カツオの本節や亀節を煮たあと、いぶして寝かせるという作業を繰り返したもの。煮熟(しゃじゅく)によってたんぱく質を凝固させ、煙でいぶすことで雑菌の侵入を防ぐ。黒くタールで覆われ...
あらぶる‐かみ【荒ぶる神】
[連語]荒々しく乱暴な神。天皇の支配に服さない神。「東の方十二道の—」〈記・中〉
あら‐ほうし【荒法師】
荒々しい僧。乱暴な僧。
あら‐ぼし【荒星】
木枯しの吹きすさぶ、荒れた夜の星。《季 冬》
あら‐ぼり【粗彫(り)/荒彫(り)】
[名](スル)彫刻で、ざっと粗く彫ること。また、その彫ったもの。
あら‐まき【荒巻/新巻/苞苴】
1 《もと、荒縄で巻いたところから》内臓を取って甘塩にするか薄い塩水に浸した鮭(さけ)。暮れの贈答品として用いる。あらまきざけ。《季 冬》 2 わら・葦(あし)や竹の皮などで魚を巻いたもの。つと...
あらまき‐あつし【荒巻淳】
[1926〜1971]プロ野球選手。大分の生まれ。昭和25年(1950)毎日(千葉ロッテの前身)に入団、投手として活躍し、26勝をあげてパリーグの初代新人王となった。昭和28年(1953)、米国...
あらまき‐じゃけ【荒巻鮭/新巻鮭】
「荒巻」1に同じ。
あらま・し【荒まし】
[形シク]自然の状態や、人の振る舞い・性格が荒々しい。「風の音なひも—・しうて」〈狭衣・四〉
あらまつり‐の‐みや【荒祭の宮】
伊勢皇大神宮の別宮。古来、別宮の第一とされる。天照大神(あまてらすおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)を祭る。