かつぎ‐あ・げる【担ぎ上げる】
[動ガ下一][文]かつぎあ・ぐ[ガ下二] 1 物をかついで上の方へ上げる。かついで運び上げる。「荷物を三階まで—・げる」 2 頼んだりおだてたりして、人を表面に押し立てる。「委員長に—・げる」
かつぎ‐だ・す【担ぎ出す】
[動サ五(四)] 1 物や人をかついで運び出す。「荷物を部屋から—・す」 2 「担ぎ上げる2」に同じ。「選挙に—・す」 3 ある事柄を話題として持ち出す。「昔の話を—・す」
かつ・ぐ【担ぐ】
[動ガ五(四)] 1 物を持ち上げて肩にのせ支える。になう。「荷物を—・ぐ」「鉄砲を—・ぐ」 2 自分たちの組織や集団の代表者の地位に据えて押し立てる。祭り上げる。「最年長者を会長に—・ぐ」 3...
かに‐ぞく【蟹族】
大きなリュックサックを背負った登山者・旅行者のこと。駅の改札などを通る際に、横幅のある荷物がじゃまにならないよう、体を横に向けて歩くさまから名づけられた。1960年代から1970年代ごろの流行語。
か‐ぶつ【貨物】
1 品物。荷物。かもつ。 2 貨幣や財産。 [補説]1の意味では、明治初期までは「かもつ」より「かぶつ」が一般的であった。
か‐もつ【貨物】
1 貨車・船舶・トラックなどで輸送する物資。 2 「貨物列車」の略。「—が通る」 3 品物。荷物。かぶつ。「おみや母子への土産にとて、浜にて整へたる『形なき—』」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
かもつ‐えき【貨物駅】
旅客・手荷物・小荷物の取り扱いをしないで、貨物の運搬だけを取り扱う鉄道駅。
から‐うま【空馬】
人や荷物をのせていない馬。
から‐ぐるま【空車】
1 乗客・荷物などをのせていない車。くうしゃ。 2 機械が運転を中止している間も回転を続けるベルト車。
から・げる【絡げる/紮げる】
[動ガ下一][文]から・ぐ[ガ下二] 1 縄やひもなどで結わえる。くくる。「荷物を麻ひもで—・げる」 2 衣服の一部をまくり上げて帯などに挟む。「裾を—・げる」