クイニー‐アマン【(フランス)kouign-amann】
フランス、ブルターニュ地方の菓子。クロワッサンに似たパン生地に砂糖とバターを折り込んで焼いたもの。溶け出た砂糖が飴状になり、表面を覆うのが特徴。
くうや‐もち【空也餅】
半つきの餅を小さくちぎり、つぶしあんをくるんで丸めた和菓子。上野池之端にあった菓子店空也の創製といわれる。
クグロフ【(フランス)kouglof/kougelhof】
クグロフ型(外側に斜めの溝のある蛇の目型)で焼いたフランス、アルザス地域の菓子。クーゲルホフ。
く‐しん【苦辛】
[名](スル) 1 ひどく苦しむこと。辛苦。「平生の—はこれによりて全く排せられ畢ぬ」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 にがさとからさ。「甘酸—の菓子ども」〈太平記・三三〉
くず‐ねり【葛練り/葛煉り】
葛粉に水と砂糖を加え、煮ながらやや固めに練った菓子。《季 夏》
くず‐まき【葛巻(き)】
1 葛のつるの巻きついたようす。また、そのような形。 2 葛練りをかけて巻いた菓子や料理。
くず‐ようかん【葛羊羹】
葛粉にあんなどを加えて練り、蒸した羊羹。正月用の菓子として、切り山椒(ざんしょう)とともに食べた。
く‐だ‐もの【果物/菓物】
《「く」は「木」、「だ」は「の」の意》 1 木および草の実で、多汁でふつう甘味があり、食用になるもの。果実。水菓子。フルーツ。 2 柑子(こうじ)をいう女房詞。 3 菓子。間食用の食物。「御—を...
くち‐しのぎ【口凌ぎ】
1 一時しのぎに食べること。また、その食べ物。「お—に茶菓子をどうぞ」 2 暮らしを一時的にしのぐこと。「—の仕事」
くち‐とり【口取り】
1 牛馬の口取り縄を取って引くこと。また、その人。 2 「口取り肴(ざかな)」の略。 3 「口取り菓子」に同じ。