らん‐じゅく【爛熟】
[名](スル) 1 果実がくずれそうなまでに熟しきっていること。「—した実が落ちる」 2 物事が発達しきって、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。「—した文化」「—期」
リサジュー‐ずけい【リサジュー図形】
互いに垂直方向に振動する二つの単振動を合成したときに、時間とともに描かれる曲線図形。フランスの物理学者リサジュー(J.A.Lissajous[1822〜1880])が、砂を入れた漏斗に2本の糸を...
り‐そう【離層】
葉が落ちる前に葉柄に生じる特殊な細胞層。数層の細胞膜がゼラチン状に膨らんで互いに離れるか、中央の層が粘液化して離れる。落果・落花の際にも柄にみられる。
りだんせいこつ‐なんこつえん【離断性骨軟骨炎】
関節軟骨下の骨組織が、栄養障害などの原因で壊死し、表面の軟骨とともにはがれ落ちる病変。子供、特に男子に多くみられる。肘・膝・股関節などに好発する、骨端症の一種。解離性骨軟骨炎。→少年野球肘
理(り)に勝(か)って非(ひ)に落(お)・ちる
道理で論に勝ちながら、実際には負けとなる。理を以て非に落ちる。
竜馬(りゅうめ)の躓(つまず)き
どんなすぐれた人にも失敗のあることのたとえ。猿も木から落ちる。
理(り)を以(もっ)て非(ひ)に落(お)・ちる
「理に勝って非に落ちる」に同じ。
れい‐らく【零落】
[名](スル) 1 落ちぶれること。「—した華族の末裔(まつえい)」 2 草木の枯れ落ちること。 [補説]書名別項。→零落
れつ【劣】
[常用漢字] [音]レツ(漢) [訓]おとる 能力や質・品性が他より落ちる。おとる。「劣悪・劣化・劣弱・劣勢・劣等/愚劣・下劣・拙劣・低劣・卑劣・優劣・陋劣(ろうれつ)」
れん‐れん【漣漣】
[ト・タル][文][形動タリ]涙などがとめどなく流れ落ちるさま。「—たる涙を止めもあえず」〈露伴・連環記〉