ちょ【著】
1 書物を書きあらわすこと。また、その書物。著書。「新進作家の—になる書物」 2 明らかであること。「微を見ること—の如くなったならば」〈中島敦・名人伝〉
ちょ【著】
[音]チョ(呉)(漢) チャク(漢) ジャク(ヂャク)(呉) [訓]あらわす いちじるしい つく つける [学習漢字]6年 〈チョ〉 1 書きつける。書物にあらわす。「著作・著者・著述・著書・...
ちんもくのはる【沈黙の春】
《原題Silent Spring》米国の海洋生物学者カーソンの著書。1962年刊。農薬による環境汚染の問題を指摘した作品。別邦題「生と死の妙薬」。
テクノストラクチャー【technostructure】
米国の経済学者ガルブレイスが、著書「新しい産業国家」で提案した言葉。企業の所有と経営の分離が進んだ現代では、企業の意思決定は、個人の企業家から、専門化した知識・経験を提供する人々からなる経営陣に...
て‐びか・える【手控える】
[動ア下一][文]てびか・ふ[ハ下二] 1 心おぼえに書きとめておく。「到着時刻を—・える」 2 予備として手元に残しておく。「著書を数冊—・えておく」 3 物事をひかえめにする。「批評を—・え...
とえん‐さつ【兎園冊】
《梁(りょう)の孝王の蔵書が俚語(りご)で書かれていたところから》 1 俗語で書かれた卑近な書物。兎園冊子(とえんさっし)。 2 自分の著書を謙遜していう語。
どんかん‐りょく【鈍感力】
⇒スルースキル [補説]渡辺淳一の2007年の著書名。同年に小泉純一郎が、目先の支持率などにとらわれない政治姿勢を強調する発言のなかで引用し、一般に広く知られるようになった。
なかやま‐しげる【中山茂】
[1928〜2014]科学史家。兵庫の生まれ。昭和46年(1971)に米国の科学史家トーマス=クーンの著書「科学革命の構造」を翻訳し、パラダイム論を日本に紹介した。
にほんがくしいん‐しょう【日本学士院賞】
日本学士院が学術研究を奨励するために、すぐれた研究・論文・著書に対して毎年1回授与する賞。明治45年(1912)帝国学士院賞として創設、昭和23年(1948)より現名称。→恩賜賞(おんししょう)
にほんどうわほうぎょくしゅう【日本童話宝玉集】
楠山正雄の著書。上巻は大正10年(1921)、下巻は大正11年(1922)刊行。「古事記」「日本書紀」「今昔物語集」「御伽草子」など日本の古典や伝説に題材を求め、再話した説話集。