よしご‐ぶえ【葦子笛】
葦子でつくった笛。
よし‐しょうじ【葦障子/葭障子】
「葦戸(よしど)」に同じ。
よし‐すだれ【葦簾/葭簾】
ヨシの茎を編んで作ったすだれ。よしず。《季 夏》
よし‐ず【葦簀/葭簀】
ヨシの茎を編んで作った簀(す)。よしすだれ。人目や日ざしをさえぎるのに使う。《季 夏》「影となりて茶屋の—の中にをる/誓子」
よしず‐ばり【葦簀張り】
よしずで囲うこと。また、よしずで囲った小屋や店。「—の茶店」
よし‐たけ【葦竹/葭竹】
ダンチクの別名。
よし‐ど【葦戸/葭戸】
よしずを張った戸・障子。夏、ふすまなどの代用にする。簀戸(すど)。葦障子。《季 夏》「仮越しのやや落ちつきし—かな/万太郎」
葦(よし)の髄(ずい)から天井(てんじょう)を覗(のぞ)・く
細い葦の茎の管を通して天井を見て、それで天井の全体を見たと思い込むこと。自分の狭い見識に基づいて、かってに判断することのたとえ。
よし‐のぼり【葦登】
ハゼ科の淡水魚。河川・湖沼にすみ、全長4〜12センチ。ハゼに似て、ふつう黄褐色または灰褐色の地に暗色斑があり、雄の第1背びれは長く伸びている。佃煮などにする。ごり。いしぶし。
よし‐ぶえ【葦笛】
アシで作った笛。あしぶえ。