かへん‐コンデンサー【可変コンデンサー】
電極の一方を動かして静電容量を加減することのできるコンデンサー。無線送信機・ラジオなどに用いる。バリコン。可変蓄電器。
か‐ほうでん【過放電】
蓄電池などで放電終止電圧を下回った状態で放電をすること。蓄電性能の低下につながる恐れがある。
こたい‐イオニクス【固体イオニクス】
《「固体イオニックス」とも》固体中のイオンの振る舞いについて研究する学問分野。具体的には超イオン伝導体をはじめとする固体電解質を利用した高性能の蓄電池や燃料電池などの研究開発が挙げられる。
こたい‐でんち【固体電池】
固体電解質を用いる電池の総称。電解液を用いる乾電池のように液漏れが起きず、高い体積エネルギー密度が得られるため、電気自動車やハイブリッドカーの蓄電池への実用化が進められている。全固体電池。
コンデンサー【condenser】
1 二つの導体を絶縁して向かい合わせ、電圧を加えて電気を蓄える装置。キャパシター。蓄電器。 2 蒸気機関で、蒸気を凝縮して液体にする装置。凝縮器。復水器。 3 光学機器の集光レンズや集光鏡。 4...
サイクル‐じゅみょう【サイクル寿命】
蓄電池や蓄電器などで、充電・放電を繰り返し行える回数。ふつう満充電の状態で、定格容量の8割程度になった状態が、蓄電池の寿命とみなされる。
サルフェーション【sulfation】
鉛蓄電池が放電したまま放置されると、負極表面に硫酸鉛が結晶化して付着する現象。極板の表面積が小さくなり、充放電の性能が著しく低下する。白色硫酸塩化。
しゅんじ‐でんあつていか【瞬時電圧低下】
落雷などによって電力設備に故障が生じ、送配電網の電圧が瞬間的に低下する現象。一般家庭への影響は少ないが、工場などにおいて、コンピューター制御の製造装置や精密機器に大きな被害をもたらす恐れがある。...
しわ‐とり【皺取り】
発電などの電気事業において、発電量を調整して需給変動を抑えること。とくに太陽光発電や風力発電のように天候によって発電量が大きく増減する再生可能エネルギーに対し、火力発電や蓄電設備からの電力供給を...
じこ‐ほうでんりつ【自己放電率】
蓄電池や乾電池の自己放電の割合を表す値。ふつう1か月当たりの値を用いる。