れん‐し【蓮子】
ハスの実。数珠玉(じゅずだま)などに用いる。
れん‐しゃ【蓮社】
《「れんじゃ」とも》 1 浄土宗の信者で作る念仏結社。中国、東晋の慧遠(えおん)の白蓮社(びゃくれんしゃ)に始まる。 2 浄土宗で用いる法号の一。宗脈・戒脈を相伝した人に許される称号。蓮社号(れ...
れん‐しゅう【蓮宗】
「蓮門」に同じ。
れん‐だい【蓮台】
蓮華の形に作った仏像の台座。蓮華座。転じて、阿弥陀仏の浄土に往生する者が身を托するもの。蓮華台(れんげだい)。
れん‐だい【輦台/蓮台】
江戸時代、川を渡る客を乗せた台。ふつう、板に2本の担い棒をつけたもので、4人でかついだ。また、大名・貴人を駕籠(かご)のまま乗せるものは大高欄といい、2、30人でかついだ。
れんだいじ‐おんせん【蓮台寺温泉】
静岡県下田市にある温泉。稲生沢(いのうざわ)川の支流沿いに位置する。泉質は単純温泉。
れんだい‐の【蓮台野】
墓地。火葬場。地名となっている所が多い。特に、京都市北区船岡山の西麓の地が有名で、後冷泉天皇、近衛天皇の火葬塚がある。
れん‐ち【蓮池】
ハスを植えてある池。
れん‐ぶ【蓮霧】
フトモモ科の常緑高木。マレー半島の原産。おしべの目立つ花が咲き、果実は生食される。おおふともも。ジャワふともも。
れん‐ぷ【蓮府】
《「南史」庾杲之伝から》中国の晋の大臣王倹(おうけん)が家に蓮(はす)を植えて愛したところから、大臣、また、その邸宅をいう。