し・く【敷く/布く/領く/藉く】
[動カ五(四)] 1 一面に平らに広げる。「絨毯(じゅうたん)を—・く」 2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」 3 物を載せるために平らにして下に置く。...
しゃ【藉】
[音]シャ(漢) セキ(漢) [訓]しく かりる かす 〈シャ〉 1 敷き物にする。「枕藉(ちんしゃ)」 2 かこつける。「藉口」 3 いたわる。「慰藉」 [補説]3は「謝」を代用字とすること...
しゃ‐こう【藉口】
[名](スル)何かにかこつけること。口実をもうけて言いわけすること。「道理らしい言草に—して」〈二葉亭・其面影〉
せき【藉】
⇒しゃ
せき‐じん【籍甚/藉甚】
[名](スル)名声が世に広まること。評判の高いこと。 [ト・タル][文][形動タリ]評判の高いさま。「名声忽ち関西に—たり」〈秋水・兆民先生〉
せき‐せき【籍籍/藉藉】
[ト・タル][文][形動タリ]口々に言いはやすさま。「名声—たる文学者」〈荷風・つゆのあとさき〉
せき‐でん【籍田/藉田】
古代中国で、宗廟に供える穀物を天子みずから耕作した儀式。また、その田。日本でも行われた。