おそれ【恐れ/畏れ/虞】
1 (恐れ)こわがる気持ち。恐怖。不安。「将来への漠たる—」 2 (畏れ)敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。「神の偉大さに—をいだく」 3 (虞)よくないことが起こるかも...
ぐ【虞】
[常用漢字] [音]グ(呉)(漢) [訓]おそれ 1 心配する。おそれる。「虞犯/憂虞」 2 おもんぱかる。「不虞」 3 古代中国の伝説上の王朝名。「唐虞」 [名のり]すけ・もち・やす
とう‐ぐ【唐虞】
中国の伝説上の聖天子である陶唐氏(尭(ぎょう))と有虞氏(舜(しゅん))を併せてよぶ名。また、その二人の治めた時代。
ふ‐ぐ【不虞】
思いがけないこと。また、その事柄。不慮。「船には—の備へあり」〈読・弓張月・拾遺〉
ゆう‐ぐ【憂惧/憂虞】
[名](スル)心配し恐れること。憂懼(ゆうく)。「傾向を—した結果であるとも」〈寒村・寒村自伝〉