つち‐かめむし【土椿象/土亀虫】
半翅(はんし)目ツチカメムシ科の昆虫。体長約1センチ。体は楕円形で平たく、光沢のある黒色。脚にとげがあり、土を掘って植物の根などから汁を吸う。日本各地に分布。
つつが‐むし【恙虫】
ダニ目ツツガムシ科のケダニの総称。成虫は体長1〜2ミリ、体表に多数の毛が生えている。幼虫は野ネズミに寄生し、時に人間を吸血して恙虫病を媒介する。アカツツガムシ・タテツツガムシなどがある。ようちゅう。
よう‐ちゅう【恙虫】
⇒つつがむし
つめ‐みずむし【爪水虫】
⇒爪白癬
つゆ‐むし【露虫】
キリギリス科の昆虫。体長約2センチ。体は緑色で細長く、黄褐色の長い触角をもつ。雌の産卵管は鎌状で上に反る。夏から秋に草の上で、雄はツツツジィージィーと鳴く。灯火にもやってくる。
つりがね‐むし【釣鐘虫】
繊毛虫綱の原生動物。有機質に富む淡水に多く、体長約1ミリ。鐘形の細胞体と細長い柄部からなり、柄で他物に付着し、上縁にある繊毛で水流を起こしてえさをとる。
ていせい‐ゆうこうちゅう【底生有孔虫】
ベントスとして底生生活を送る有孔虫の総称。現生では浮遊性有孔虫に比べて多い。環境変化に敏感であり、生物指標となる。
てっぽう‐むし【鉄砲虫】
カミキリムシやタマムシの幼虫。木に穴をあけ、中に鉄砲玉のように入っている。《季 夏》
てづか‐おさむ【手塚治虫】
[1928〜1989]漫画家。大阪の生まれ。本名、治。日本におけるストーリー漫画およびテレビアニメーションの分野を確立。作「鉄腕アトム」「火の鳥」など。
てんとう‐むし【瓢虫/天道虫/紅娘】
1 甲虫目テントウムシ科の昆虫の総称。体長7ミリくらい、半球状で足は短い。幼虫は体が長く、体表に針状の毛が散在する。アブラムシやカイガラムシ、植物の病菌を食べるもののほか、農作物の害虫となるもの...