あり‐まき【蟻巻/蚜虫】
アブラムシ1の別名。《季 夏》「妻に憎まれつつ—の淡きみどり/楸邨」
あわふき‐むし【泡吹虫】
半翅(はんし)目アワフキムシ科の昆虫の総称。体長0.6〜2センチで、セミに似る。幼虫は尾端から泡を出して草の茎などに白い塊を作り、その中で暮らす。つばきむし。あわふき。
いかり‐むし【錨虫】
ウオジラミ目イカリムシ科の甲殻類。体長8ミリほどの棒状で、ほぼ透明。ウナギ・コイ・金魚などの淡水魚の口やえらに寄生。
いさご‐むし【沙虫/石蚕】
トビケラ類の幼虫。小石や植物片などをつづって、みのむし状の巣を作り、水中にすむ。
いな‐むし【稲虫】
1 稲の害虫の総称。ウンカ・ヨコバイ・バッタなど。 2 ショウリョウバッタの別名。
いね‐かめむし【稲亀虫/稲椿象】
カメムシ科の昆虫。体長1.3センチくらい。体は長楕円形で淡褐色。イネの出穂期に穂を食害する。本州以南に分布。
いね‐ぞうむし【稲象虫】
ゾウムシ科の甲虫。体長約5ミリ。体は黒褐色で、灰褐色の鱗片(りんぺん)で覆われる。稲の葉・茎・根などを食害。
いねつき‐むし【稲舂き虫】
ショウリョウバッタの別名。
いねねくい‐はむし【稲根喰葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長6ミリほど。全体に緑褐色で金属光沢がある。触角は長く、翅(はね)にすじがある。幼虫は稲の根を食害する。ねくいはむし。
いぼた‐かいがらむし【水蝋貝殻虫】
イボタロウムシの別名。