ペデリン【pederin】
アオバアリガタハネカクシなどハネカクシ科の昆虫の体液に含まれる有毒成分。触れると皮膚炎を起こし、目に入ると結膜炎や角膜潰瘍を起こす。
ペルム‐き【ペルム紀】
《Permian period》地質時代の区分の一。古生代最後の紀で、石炭紀のあとの時代。2億8900万年前から2億4700万年前まで。両生類・紡錘虫が繁栄し、裸子植物が発展しはじめた。南半球に...
ほう【蜂】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]はち 〈ホウ〉昆虫の名。ハチ。「蜂窩(ほうか)・蜂起/養蜂」
〈はち(ばち)〉「蜂蜜(はちみつ)/熊蜂(くまばち)・蜜蜂・女王蜂」
ほうい‐こんちゅうがく【法医昆虫学】
昆虫学の知見を応用した法医学の一分野。死体に発生したハエの幼虫の生育状況から死亡時刻を推定したり、付着した昆虫の種類から殺害現場を特定したりする。法昆虫学。
ほうか‐こんちゅう【訪花昆虫】
花を訪れる昆虫の総称。花粉媒介昆虫のほか、花の蜜や花粉を食す昆虫など。
ほうぐんほうかい‐しょうこうぐん【蜂群崩壊症候群】
飼育されているミツバチが突然、大量に姿を消す現象。巣箱には孵(ふ)化(か)した幼虫や食料が残され、女王バチと羽化直後の働きバチがわずかに残っている場合が多い。巣箱の周囲では死骸は発見されない。2...
ほう‐こんちゅうがく【法昆虫学】
⇒法医昆虫学
ほうさんちゅう‐なんでい【放散虫軟泥】
主に放散虫の遺体が堆積してできた石灰質軟泥。太平洋・インド洋などの深海底に分布。
ほうし‐ちゅう【胞子虫】
胞子虫綱の原生動物の総称。寄生性で、栄養は体表を通して宿主から摂取。分裂による無性生殖のほか、有性生殖も行って新宿主への感染型の胞子を形成する。マラリア病原虫・グレガリナ・ピロプラズマなど。
ほう‐じゃく【蜂雀蛾/鳳雀蛾】
スズメガ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。前翅は灰褐色、後ろ翅は黄褐色。昼飛性で、ツリガネソウなど筒状の花に集まり、ハチドリのように停空して蜜を吸う。幼虫の食草はカワラマツバ・アカネなど。