ゆういん‐ざい【誘引剤】
害虫を誘い寄せる薬剤。餌の匂いのする化学物質やフェロモンなどを用い、また殺虫剤と組み合わせて使用する。
ゆうえい‐どうぶつ【遊泳動物】
水生動物で、水流とは無関係に自分の遊泳力で移動できるものの総称。魚類・クジラ類・イカ類・水生昆虫など。ネクトン。
ゆうが‐とう【誘蛾灯】
昆虫の光に集まる性質を利用し、ガなどの害虫を誘い寄せて駆除する灯火。
ゆうきえんそ‐ざい【有機塩素剤】
塩素を含む有機化合物を主体とする農薬・殺虫剤。DDT・BHC・アルドリン・エンドリン・ディルドリンなど。効力が強いが、体内への蓄積性も高いため現在は使用禁止。
ゆうきすいぎん‐ざい【有機水銀剤】
炭素と水銀とが直接結合している化合物を主体とする薬剤。農薬・殺虫剤・殺菌剤・消毒剤などに用いられるが、人畜に対しても毒性が強いため、使用禁止となったものが多い。
ゆうきりん‐ざい【有機燐剤】
燐を含む有機化合物で、農薬・殺虫剤などに用いられるもの。パラチオンなど。人畜に対する毒性が強い。
ゆうげん‐どう【幽玄洞】
岩手県一関市にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。3億5000万年前の地層にあり、ウミユリや三葉虫などの化石が発見されている。
ゆうこう‐じょうちゅう【有鉤条虫】
条虫の一種。体長約3メートル。体はひも状で片節の数は約900個あり、頭部の前端に大小の鉤(かぎ)状の突起が環状に並ぶ。人間を終結宿主とし、腸内に寄生。中間宿主である豚肉を生食すると感染する。かぎ...
ゆうこう‐ちゅう【有孔虫】
肉質綱有孔虫目の原生動物の総称。多くは体が1ミリ以下で、主に石灰質の殻をもつ。大部分が海産で、海底に仮足で付着。プランクトンとして浮遊するものもある。地質時代の化石も多い。
ゆうこうちゅう‐なんでい【有孔虫軟泥】
主に有孔虫の遺骸が堆積してできた石灰質軟泥。グロビゲリナ軟泥など。