ぎ‐し【擬死】
動物が、敵に襲われるなどの急激な刺激に対して、反射的にとる不活動状態。甲虫などでみられる。
ぎじ‐ばり【擬餌針/擬餌鉤】
羽毛・金属片などで魚の好む虫・小魚などにかたどって作った人工の餌(えさ)をつけた釣り針。擬餌。
ぎ‐ぜつ【義絶】
[名](スル) 1 親子・兄弟など、肉親との関係を絶つこと。「(親ヤ親類ノ)みんなに—されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 ㋐律令制下で、夫婦の縁を切ること。 ㋑中世で...
ギニアちゅう‐しょう【ギニア虫症】
⇒メジナ虫症
ギニアワーム‐しょう【ギニアワーム症】
⇒メジナ虫症
ぎ‐ねんりん【偽年輪】
正常の年輪のほかにできる年輪。虫害・干害などで形成層の働きに異常が生じたことによる。仮年輪。
ぎふ‐ちょう【岐阜蝶】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5〜6センチ。翅は淡黄色の地に黒色の太い縞模様が並ぶ。後ろ翅には赤・橙・青色の斑紋がある。早春に出現し、飛び方は弱々しい。幼虫の食草はカンアオイ。本州のみ...
ギムザ‐せんしょく【ギムザ染色】
血液標本の顕微鏡検査で用いられる染色法。エオシン、メチレンブルー、アズール色素を混合したギムザ液で染色する。ドイツのG=ギムザがマラリア病原虫の染色法として考案し、現在も用いられる。
ぎょうき‐ぶき【行基葺き】
本瓦葺きの一。丸瓦の下方が末広がりとなったものを用い、下方に置く丸瓦の細いほうを覆うように順々に重ねて葺いたもの。法隆寺金堂の玉虫厨子(たまむしのずし)の屋根にみられる。
ぎょう‐ちゅう【蟯虫】
線虫綱蟯虫科の袋形動物。体は糸状で、体長約1センチ。雄のほうが小さい。人間の盲腸などに寄生。雌は夜間に肛門からはい出して周辺に卵を産みつける。肛門周辺部の不快なかゆみがあり、虫卵は経口的に摂取される。