アレルギーせいにくがしゅせい‐けっかんえん【アレルギー性肉芽腫性血管炎】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の旧称。2012年に現名称に改められた。
アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・細静脈・毛細血管など)の内皮細胞を傷つけ、壊死性の血管炎を起こす。顕微鏡的多発血...
アンカかんれん‐じんえん【ANCA関連腎炎】
ANCA関連血管炎によって引き起こされる腎炎。数週間から数か月で腎不全に至る急速進行性糸球体腎炎の形をとることが多い。
アンギオグラフィー【(ドイツ)Angiographie】
血管造影法。放射線不透物質を注入して行う血管の放射線撮影。
アンギオテンシン【angiotensin】
《「アンジオテンシン」とも》肝臓から分泌されるアンギオテンシノーゲンという物質が、腎臓から分泌されるレニンによって活性化されたもの。血管を収縮させて血圧を上昇させ、さらに副腎皮質に作用してアルド...
アンギオテンシン‐へんかんこうそ【アンギオテンシン変換酵素】
《「アンジオテンシン変換酵素」とも》血管内皮細胞の表面に存在し、アンギオテンシンⅠをアンギオテンシンⅡに変換する酵素。この作用を妨げるアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)は降圧薬や心不...
アール‐エス‐オー‐ツー【rSO2】
《regional oxygen saturation》各臓器や生体組織の微小血管を流れる血液中の局所酸素飽和度の測定値。単位はパーセント。→エス‐ピー‐オー‐ツー(SpO2) →エス‐エー‐オ...
いでんせい‐けっかんしんけいせいふしゅ【遺伝性血管神経性浮腫】
⇒遺伝性血管性浮腫
いでんせい‐けっかんせいふしゅ【遺伝性血管性浮腫】
遺伝子の変異により、ブラジキニンが局所的に過剰に産生され、皮膚や粘膜に浮腫ができる疾患。遺伝性血管神経性浮腫。HAE(hereditary angioedema)。→血管性浮腫
いよう‐こうぶんし【医用高分子】
医療用の機能性高分子。生体適合性が高く、血栓が生じにくいという特徴をもつ。人工血管などの人工臓器の材料として用いられる。メディカルポリマー。