みよし‐さんにんしゅう【三好三人衆】
戦国末期、三好長慶の部下であった三好長逸・岩成友通・三好政康の三人をいう。長慶の死後、幼主義継を擁して専権を振るったが、義継の離反、織田信長の入京などにより衰退。
みん‐しゅう【民衆】
国家や社会を構成している多くの人々。世間一般の人々。庶民。大衆。「—の生活」
むしん‐しゅう【無心衆/無心宗】
無心連歌や狂句を作る人たちの集まり。栗(くり)の本(もと)の衆。
もうしつぎ‐しゅう【申次衆】
室町幕府の職名。将軍御所に参上した者の名や用件などを取り次いだ役。また、その人。申し次ぎ。奏者(そうしゃ)。
やま‐しゅう【山衆/山州】
下級の遊女。茶屋女。やましゅ。「言ひたいことも—の手前、客の手前も量りかね」〈浄・女腹切〉
やん‐しゅう【やん衆】
北海道で、ニシン漁の季節労働者をいった語。やんしゅ。
ゆう‐しゅう【有衆】
国民。君主から人民を呼ぶときの語。
ゆみ‐しゅう【弓衆】
戦国時代以後の武家の職名。弓組の一隊。また、その長。弓の者。
よい‐しゅ【好い衆】
身分のよい人々。また、財産のある人々。「脇差羽織あっぱれ—の銀(かね)遣ひ」〈浄・天の網島〉
よりあい‐しゅう【寄合衆】
鎌倉中期以後、北条氏私邸に集まって国政を評議した者たち。北条一門やその有力家臣などで構成された。