しゅ‐えい【守衛】
[名](スル) 1 守ること。見張ること。また、その人。警固。「当日尾州でも禁門を—したと」〈藤村・夜明け前〉 2 官庁・会社・学校・工場などで、出入り口の監視や敷地・建物内の警備に当たる職。ま...
しゅく‐えい【宿衛】
[名](スル)宿直して護衛すること。また、その人。「百日交代にて鎌倉に—するの例も」〈福沢・文明論之概略〉
しょ‐え【諸衛】
平安時代、左右近衛府・左右兵衛府・左右衛門府の総称。
知(し)らぬ顔(がお)の半兵衛(はんべえ)
そ知らぬようすをして少しもとりあわない冷淡な者を人名のように呼んだもの。「—を決め込む」
しろべえ【四郎兵衛】
《総名主三浦屋四郎左衛門が遊郭内の取り締まりのため、会所を大門口に設けて、雇い人の四郎兵衛を常勤させたところから》江戸吉原大門の番所に詰めている見張り役。四人ずつ一日三交替で見張った。大門四郎兵...
しん‐えい【親衛】
1 国王や国家元首などの身辺を護衛すること。また、その人。「—の従騎」〈竜渓・経国美談〉 2 近衛府(このえふ)の唐名。
じ‐えい【侍衛】
貴人のそばに仕えて護衛すること。また、その人。
じ‐えい【自衛】
[名](スル)自分の力で自分を守ること。「暴力に対して—する」
じしゅ‐ぼうえい【自主防衛】
他国に頼らず独自の防衛力によって自国を守ること。
じそん‐じえい【自存自衛】
国家が自力でその存立を維持し、自国を防衛すること。昭和16年(1941)、日本が大東亜戦争(太平洋戦争)の目的として、「大東亜新秩序(大東亜共栄圏)の建設」とともに掲げた。