どうかん【潼関】
中国陝西(せんせい)省東端の県。河南・山西両省との境の、南流する黄河が華山に衝突して東に流れを変える地点にあり、古来、交通・軍事の要地で、漢代に関が置かれた。衝関。トンコワン。
ドブニウム【dubnium】
人工放射性元素の一。1970年、米国カリフォルニア大学バークレー研究所のA=ギオルソらが、カリホルニウム249に窒素15を衝突させてその生成を報告した。同年旧ソ連ドゥブナ研究所のグループもアメリ...
ナゴルノ‐カラバフ【Nagorno-Karabah】
アゼルバイジャン共和国に属する自治州。中心都市ステパナケルト。アルメニア人が多く居住しており、ソ連時代から民族紛争がたびたび起こっている。 [補説]1992年、共和国として独立自治を宣言するも、...
なんきょく‐エイトケンぼんち【南極エイトケン盆地】
月の裏側の南極付近にあるクレーター。直径約2500キロメートルで、月面最大、かつ知られている限り太陽系最大級のクレーターとされる。大規模な天体衝突によって形成され、斜方輝石や橄欖石(かんらんせき...
にこっか‐きょうそん【二国家共存】
パレスチナ国家を樹立してイスラエルとの共存を図り、中東和平を実現しようとする構想。2003年に米国・ロシア・EU・国連がロードマップ(行程表)を提案。イスラエル・パレスチナ両政府も合意し、和平へ...
にじ‐うちゅうせん【二次宇宙線】
一次宇宙線が地球大気に入射してつくる宇宙線。空気の原子核と衝突して生じたπ(パイ)中間子が、さらに分裂して生じた電子やμ(ミュー)中間子など。
にじ‐でんし【二次電子】
電子が金属などに衝突したとき、そこから放出される電子。衝突した電子を一次電子という。
にじでんし‐ぞうばいかん【二次電子増倍管】
二次電子を加速して次の電極に衝突させ、次々に電子を増倍させて大きな電子流やイオン流を得る真空管。イオン電流や光電子の測定に使用。
ニホニウム【nihonium】
超アクチノイド元素、超ウラン元素の一。平成16年(2004)、日本の理化学研究所の森田浩介らのチームが線形加速器で亜鉛とビスマスの原子を衝突させて生成に成功したと発表。ウンウントリウム(unun...
ニート【NEAT】
《near-Earth asteroid tracking》NASA(米航空宇宙局)ジェット推進研究所による地球近傍小惑星の探査・追跡プログラム。1995年に探査開始。ハワイ、マウイ島の望遠鏡や...