け‐ごろも【毛衣/裘】
1 毛皮で作った防寒用衣服。かわごろも。《季 冬》「—を脱げば真肌のあらはなり/虚子」 2 鳥の羽毛で作った衣服。羽衣(うい)。
けさ【袈裟】
《(梵)kasṣayaの音写。赤褐色の意で、染衣(せんえ)・壊色(えしき)などと訳す》 1 インドで制定された僧侶の衣服。青・黄・赤・白・黒の正色を避けて濁色の布を用いたところからの名。縫い合わ...
けっ‐そく【結束】
[名](スル) 1 ひもや縄などで結んで束にすること。「角材を一〇本ずつ—する」 2 志を同じくする者が団結すること。「仲間の—が固い」「みんなで—して事に当たる」 3 衣服や甲冑(かっちゅう)...
けっ‐てき【闕腋】
《「けつえき」の連声(れんじょう)》 1 衣服の両わきの下を縫いつけないで、開けたままにしておくこと。また、そのもの。⇔縫腋(ほうえき)。 2 「闕腋の袍(ほう)」の略。
け‐の‐ころも【褻の衣】
平常着る衣服。ふだん着。けごろも。「—にて、平笠など打着て、法服をば袋に入れて持たせて」〈今昔・二六・二二〉
け‐はらい【毛払い】
衣服のちりなどを払うために使うブラシ。木製の台に獣毛を植えつけたもの。
けん‐ぎょう【検校/撿挍】
1 物事を調べただすこと。また、その職。 2 社寺で、事務を監督する職。また、一寺の上位者で衆僧を監督する者。 3 荘園の役人の一。平安・鎌倉時代に置かれた。 4 室町時代以降、盲人に与えられた...
けん‐ちゅう【絹紬/繭紬】
柞蚕糸(さくさんし)で織った薄地の平織物。淡褐色を帯びて節がある。布団・洋傘・衣服などに用いる。けんちゅうつむぎ。
こう‐い【垢衣】
あかのついた衣服。
こう‐い【更衣】
1 衣服を着替えること。ころもがえ。「—室」 2 平安時代、女御(にょうご)に次ぐ後宮の女官。天皇の衣替えをつかさどる役であったが、のち、寝所に奉仕するようになった。「女御—あまたさぶらひ給ひけ...