有(あ)りき
《文語ラ変動詞「あり」に文語過去の助動詞「き」の付いたもの》名詞などに付いて、そのことが既に存在した、また、かつてそこにあったの意を表す文語的表現。「初めに言葉—」「故宮ここに—」 [補説]「結...
あり◦ます
[連語] 1 「ある」の丁寧な表現。「庭には大きな木が—◦ます」 2 (「ある」が補助動詞の場合、多く「…であります」の形で)丁寧な断定を表す。「本日は当社の創立記念日で—◦ます」
ある‐い‐は【或いは】
《動詞「あり」の連体形+副助詞「い」+係助詞「は」から。本来は、「ある人は」「ある場合は」などの意の主格表現となる連語》 [副] 1 同類の事柄を列挙していろいろな場合のあることを表す。一方で...
アルカイスム【(フランス)archaïsme】
1 文体上の擬古趣味。擬古体。アーケイズム。 2 古代人の素朴な表現にならおうとする文学・芸術上の主義。復古主義。
アルテ‐ポベラ【(イタリア)arte povera】
《貧しい芸術の意》1960年代にイタリアのトリノで興った芸術運動。素材の物質性に注目し、さまざまな素材どうしの結びつき、環境との結びつきを通して表現を行った。
アルファ‐チャンネル【alpha channel】
コンピューターによる画像処理で、透過度の情報(アルファ値)を格納するデータ領域。 [補説]色情報(RGBまたはCMYK)を設定するチャンネルに、透過度情報(アルファ値)を設定するアルファチャンネ...
あれ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。われ。わたし。「さ寝むとは—は思へど」〈記・中・歌謡〉 [補説]上代語。中古には、「あれにもあらねば返しすべくも思はねど」〈源・玉鬘〉のような慣用表現に残るだけで、「われ...
あれち【荒地】
《原題The Waste Land》T=S=エリオットの長編詩。1922年発表。第一次大戦後の精神的風土の荒廃とその再生の希望を表現。 日本の詩同人誌。名称はにちなむ。昭和14年(1939...
あん‐が【晏駕】
《「晏」は遅い、「駕」は乗り物の意で、天子のいつもより遅いお出ましを表現したもの》天子の死ぬこと。崩御。「鳥羽院御—の後は、兵革うちつづき」〈平家・一〉
アンク【ANK】
《alphabet numeric kana》コンピューターによる日本語の文字表示のうち、1バイトで表現できる文字の集合のこと。半角アルファベット、半角カタカナ、半角数字を含む。