あお‐ぐろ【青黒】
1 青みがかった黒い色。 2 襲(かさね)の色目の名。表は濃い青、裏は青。 3 馬の毛色の名。黒に青みを帯びたもの。
あおざめたうまをみよ【蒼ざめた馬を見よ】
五木寛之の短編小説。昭和41年(1966)発表。同年、第56回直木賞受賞。旧ソ連を舞台に、一編の小説をめぐる陰謀を描く。
あおざめたほしのうま【蒼ざめた星の馬】
堀晃によるSF短編小説。「情報サイボーグ」シリーズの作品のひとつ。昭和55年(1980)、雑誌「S-Fマガジン」に発表。昭和57年(1982)刊行の作品集「恐怖省」などに収録。
あおしば【青芝】
日野草城の第2句集。昭和7年(1932)発表。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけての作品を収める。
あお‐しろつるばみ【青白橡】
1 装束の色の名。染め色では、紫根(しこん)と刈安(かりやす)を染料として染めた灰色がかった黄緑色。織り色では、縦糸を青、横糸を黄として織った色をいう。青色(あおいろ)。 2 襲(かさね)の色目...
あお‐じ【青磁/青瓷】
平安時代に焼かれた、緑色の釉(うわぐすり)を表面にほどこした陶器。
あお‐ぞら【青空】
1 晴れ上がって、青々と見える空。蒼天(そうてん)。碧空(へきくう)。「抜けるような—」 2 他の語に付いて、屋外、露天、の意を表す。「—市場」
あおた‐がい【青田買い】
1 稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先買いすること。→青田売買 2 企業が人材確保のため、卒業予定の学生の採用を早くから内定すること。卒業前の学生を実る前の稲に、能力を収穫量にたとえた語。...
あお‐だたみ【青畳】
1 表が新しくて青々として見える畳。 2 波の静かな青々とした海面などのたとえ。「—敷く相模灘(なだ)の上を」〈蘆花・自然と人生〉
あお‐に【青丹】
《「に」は土の意》 1 青黒い土。 2 緑色の顔料の土。岩緑青(いわろくしょう)のこと。 3 染め色の名。濃い青に黄の加わった色。 4 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに濃い青に黄を加えた色。