おさだめがき‐ひゃっかじょう【御定書百箇条】
「公事方御定書」の下巻。訴訟・裁判・刑罰などの103条。
おっ‐そ【越訴】
1 江戸時代、管轄の役所・役人を越えて上級の官司に提訴したこと。直訴(じきそ)・駆け込み訴えはこの類。 2 中世、敗訴人が裁判に誤りがあるとの理由で、上訴・再審請求をしたこと。
オブジェをもったむさんしゃ【オブジェを持った無産者】
美術家・小説家の赤瀬川原平による随筆集。昭和45年(1970)刊行。「千円札裁判」として知られる法廷闘争の内幕などを語る。
おもて‐ざた【表沙汰】
1 内密にしたいことが世間に知れ渡ること。表立つこと。「事件が—になる」 2 公の機関によって取り扱われること。裁判ざた。おおやけざた。「—にして決着をつける」⇔内沙汰(うちざた)。
おもて‐だ・つ【表立つ】
[動タ五(四)] 1 表面にはっきりと現れる。世間に広く知れる。「—・たないように動く」 2 正式なこととする。改まった形をとる。「この件で—・った反応はない」 3 裁判ざたになる。表ざたになる...
おもわし・い【思わしい】
[形][文]おもは・し[シク]《動詞「おもう」の形容詞化》 1 好ましい状態である。よく思われる。現代では、多く否定の表現を伴って用いられる。「回復が—・くない」「声にくからざらむ人のみなむ—・...
オーバールール【overrule】
《元来は、上級審が下級審の判決を破棄する、裁判長が異議を却下する、などの意》テニスの試合で、ラインズマン(線審)の判定について、主審がミスジャッジと判断した場合、これを主審の権限で訂正すること。
かいさん‐めいれい【解散命令】
会社の存在あるいは行動が法令などに違反するときに、裁判所が行う解散の命令。会社解散命令。
かい‐し【改氏】
姓を変えること。申し立てにより家庭裁判所が許可する。
かいしゃ‐こうせい【会社更生】
経済的に窮境にある株式会社を倒産させずに事業の維持更生を図る、再建型の法的整理手続きの一つ。会社が裁判所に更生手続の開始を申し立て、裁判所が受理すると開始される。裁判所が選任する更生管財人が会社...