げんすう‐ぶんれつ【減数分裂】
精子や卵などの生殖細胞ができるときに起きる細胞の分裂。核分裂が2回続き、第1分裂で相同染色体に対合が起こり、分離して染色体数が半減する。第2分裂は普通の核分裂で、結果としてもとの半数の染色体をも...
こうがい‐れつ【口蓋裂】
口蓋が縦に裂けている奇形。胎児期に左右の上顎突起(じょうがくとっき)が完全に融合しなかったもの。口腔と鼻腔がつながっているため、哺乳・発声などに障害がある。口蓋破裂。
こうしん‐こうがいれつ【口唇口蓋裂】
上唇や上あごが生まれつき割れている状態。胎児期に左右の口唇または口蓋の突起が顔面の中央で完全に癒合しなかったことによって生じる。出生後、適切な時期に手術や言語訓練などの適切な治療を受ける必要があ...
こうしん‐れつ【口唇裂】
顔面奇形の一。先天的に口唇が縦に裂けているもの。欠唇。兎唇(としん)。
こ‐ぎれ【古切/古裂】
近世以前に中国などから渡来した金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの織物。茶道の名物の袋や和装の小物に用いられて珍重された。
こだい‐ぎれ【古代切/古代裂】
古代の織物の切れ端。正倉院に残るものから、宋・元・明渡来の名物切などまでをいう。表装・袋物などに用いた。
こひつ‐ぎれ【古筆切/古筆裂】
古筆の断簡。巻物や冊子になった歌集などの古筆を切断したもの。幅仕立てや手鑑(てかがみ)にして、愛好された。
さいぼう‐ぶんれつ【細胞分裂】
細胞の増殖方法で、1個の母細胞から2個以上の娘細胞(じょうさいぼう)に分かれる現象。核分裂とそれに続く細胞質の分裂からなる。分裂のしかたには有糸分裂と無糸分裂とがあり、有糸分裂には減数分裂と体細...
さい‐れつ【細裂】
[名](スル)紙や布などを細かくさくこと。また、細かくさけること。「—している葉」
さい‐れつ【鰓裂】
「鰓孔(えらあな)2」に同じ。