うら‐はん【裏判】
文書の裏に記す署名・花押(かおう)や押印。表の文面を承認・保証するため、または相手方に敬意を表すためなどに行う。
うら‐ばしご【裏梯子】
主となる階段とは別に、家の裏に設けた別の階段。客商売の家などで主に家族や使用人が利用する。
うら‐ばなし【裏話】
一般には知られていない、内部の事情に関する話。「政界の—」
うら‐ばり【裏張り/裏貼り】
[名](スル)薄い物の裏に紙や布をはって補強すること。
うら‐ばんぐみ【裏番組】
ある放送局の人気番組と同じ時間に放送される、他の局の番組。
うら‐ばんだい【裏磐梯】
福島県、磐梯山の北麓および北方の称。檜原(ひばら)・小野川(おのがわ)・秋元の裏磐梯三湖は明治21年(1888)磐梯山の爆発による泥流でせき止められて形成されたもの。
うら‐びょうし【裏表紙】
書物の裏側をおおう表紙。
うら‐ふう【裏封】
文書の文面を公に保証するものとして裏に記す言葉や署名。また、中世の訴訟で、訴陳状の裏に記した、当事者および奉行の花押(かおう)。
うら‐ふじ【裏富士】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」のうち、好評を得て当初企画に追加して摺られた10作をさす俗称。→表富士
裏(うら)へ回(まわ)・る
人目につかないところで行動する。「—・って画策する」