うら‐せど【裏背戸】
裏の戸口。裏口。背戸。
うら‐せんけ【裏千家】
千家流茶道の分派の一。千利休の孫宗旦(そうたん)の四男宗室を開祖とする。宗室が父から譲られた隠居所今日庵(茶室)が本家の裏手にあたるので、この称がある。裏流。裏。
うら‐そで【裏袖】
袷(あわせ)・綿入れなど、裏地つき衣服の袖の内側のもの。⇔表袖(おもてそで)。
うら‐だな【裏店】
裏通りにある家。商家の裏側や路地などにある粗末な家。裏屋。「—住まい」⇔表店(おもてだな)。
うらだな‐がり【裏店借り】
裏店を借りて住むこと。貧乏暮らし。また、その人。
うら‐ちょうぼ【裏帳簿】
不正な方法で得た金の出入りを記した秘密の帳簿。裏金の帳簿。→二重帳簿
うら‐ぢゃや【裏茶屋】
遊里の裏通りにあった茶屋。遊女と間夫(まぶ)の忍び逢いなどに利用された。「見世、雅調(すががき)の音色に連れて、通ひ廓の—まで」〈洒・二筋道〉
うら‐つけ【裏付け】
1 衣服などに裏をつけること。また、つけたもの。「—の上(かみ)に麻の袴(はかま)を着るもあり」〈浮・一代女・三〉 2 「裏付け草履」の略。
うらつけ‐ぞうり【裏付け草履】
草履台の裏側に3〜6枚ぐらいの革を貼りつけて厚くした草履。
うら‐づけ【裏付け】
1 裏を張って丈夫にすること。裏打ち。 2 物事の確実なことを他の面から証明すること。「調査による—をとる」「証言に—されたアリバイ」