かわ‐むつ【河鯥】
コイ科の淡水魚。全長約20センチ。主に山地の川にすみ、体形はオイカワに似る。体色は褐色で、体側に暗青色の1本の縦帯がある。繁殖期の夏には体色が赤くなり、特に雄で著しい。本州中部地方以西に分布。あ...
かわらけ‐いろ【土器色】
土器のようにくすんだ黄褐色。
かんがれ‐い【寒枯藺】
カヤツリグサ科の多年草。湿地や沼地に生え、高さ約80センチ。葉は鞘状。夏に褐色の穂をつける。冬に枯れた茎が残る。
かん‐すげ【寒菅】
カヤツリグサ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約40センチ。葉は根際から多数出て、寒中でも青々としてつやがある。春から初夏にかけて、淡褐色の雄花穂と黄褐色の雌花穂とをつける。すげ。《季 冬》
かんとう‐ローム【関東ローム】
関東地方の台地や丘陵を覆う赤褐色の風化した火山灰層。更新世に、箱根・富士・男体・赤城・浅間などの火山から噴出したものに由来する。
かん‐ぱん【肝斑】
皮膚、特に顔面にできる褐色の斑紋。女性に多い。しみ。
かんむり‐わし【冠鷲】
タカ科の鳥。全長約55センチ。体は濃褐色に白点が多数あり、頭に白・黒まだらの冠羽がある。蛇やカエルなどを捕食。アジア南部に広く分布。日本では沖縄地方に少数が生息し、特別天然記念物。
ガウア【gaur】
ウシ科の哺乳類。大形で、体高2メートル、体重1トンにもなる。体は褐色で四肢の先のほうは白く、雌雄とも角をもつ。東南アジアに分布、森林にすむ。インド野牛(やぎゅう)。ガウル。
がざみ【蝤蛑】
ワタリガニ科のカニ。浅海にすむ。甲は横長の菱形で、甲幅約15センチ。緑色を帯びた暗褐色をし、甲の前縁にはぎざぎざがある。最後の歩脚の先端は平たく、夜間に遊泳する。青森以南に分布。食用。わたりがに...
が‐ちょう【鵝鳥】
ガンを飼いならしてつくられた家禽(かきん)。中国系はサカツラガンが原種で、代表的品種にシナガチョウがあり、白色か褐色で、くちばしの上にこぶをもつ。ヨーロッパ系はハイイロガンが原種で、白色のエムデ...