さいほう‐の‐おしえ【西方の教え】
1 西方の天竺(てんじく)(インド)から伝来した教え。すなわち、仏教。 2 西方浄土に往生することを勧める教え。浄土教。
西方(さいほう)を誦(ず)・す
西方浄土に往生することを願って、念仏を唱える。
せい‐ほう【西方】
西の方角。西の方向。さいほう。
せいほう‐きょうかい【西方教会】
ローマ‐カトリック教会のこと。また、西欧に発展した諸教会の総称。東方教会(東方正教会)に対していう語。→東方正教会
せいほう‐く【西方矩】
⇒下矩
せいほう‐さいだいりかく【西方最大離角】
⇒最大離角1
せいほうのひと【西方の人】
《「さいほうのひと」とも》芥川竜之介の随筆。昭和2年(1927)8月、雑誌「改造」に掲載。「西方の人」はイエス=キリストをさし、自身の人生をキリストの受難の人生になぞらえてその苦痛をつづっている。
にし‐かた【西方】
1 西の方角。 2 勝負・競技などで、東西に分けた場合、西に陣どったほう。
にし‐ざま【西方】
西のほう。西の方角。せいほう。「二条より—に」〈古本説話集・上〉