しも‐よけ【霜除け】
冬、霜の害を防ぐために、こも・縄・わらなどで作物や樹木を覆うこと。また、その覆い。霜がこい。霜おおい。《季 冬》「母親を—にして寝た子かな/一茶」
シュミーズ【(フランス)chemise】
婦人用の緩やかな下着。多く、袖なしで、ひもで肩からつり、胸からひざの辺りまでを覆う。シミーズ。
シュラウド【shroud】
《英語で「覆うもの、幕」の意》沸騰水型原子炉で、炉心の燃料集合体全体を包んでいる円筒形のステンレス製の隔壁。燃料集合体を正しい位置に支え、冷却水の流路を形成する役割を果たす。
しょう‐まく【漿膜】
1 爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類の胚膜(はいまく)のうち、外側の膜。 2 昆虫の胚の外表面を覆う細胞層。 3 脊椎動物の体腔の内面や臓器の表面を覆う、漿液を分泌する薄い膜。腹膜・胸膜など。
しり‐ざや【尻鞘】
雨露から保護するために、太刀の鞘を覆う毛皮の袋。豹(ひょう)・虎(とら)・熊(くま)・鹿・猪(いのしし)などの毛皮で作り、遠行・戦陣などの際に用いた。毛鞘。しざや。しんざや。
しんけい‐とうがい【神経頭蓋】
頭蓋のうち、脳や嗅覚器官・視覚器官・聴覚器官などを覆う部分。前頭骨・頭頂骨・側頭骨・後頭骨・蝶形(ちょうけい)骨・鼻骨・篩(し)骨などからなる。脳頭蓋。→内臓頭蓋
しんないまく‐えん【心内膜炎】
心臓の内側を覆う膜の炎症。高熱・全身倦怠(けんたい)・心不全などの症状を呈する。リウマチ熱による場合と、抜歯・扁桃(へんとう)摘出などに起因する細菌感染による場合とがある。→心膜炎
シールド‐ケーブル【shielded cable】
導線を覆う絶縁体と外側の被覆の間に、金属製の箔や網を挟み込んだケーブルの総称。静電遮蔽により、外部からのノイズの影響を受けにくい。→シールドツイストペアケーブル →非シールドケーブル
じゅせい‐まく【受精膜】
受精直後に卵のまわりに形成され、卵表面全体を覆う膜。海産動物や両生類にみられる。
じょうが‐いちごう【嫦娥一号】
中国初の月探査機。2003年に始まった嫦娥計画の第一段階として、2007年10月に打ち上げられた。高度約200キロメートルの月周回軌道から、月面の三次元画像の取得、元素の分布調査、表面を覆うレゴ...