ろう【楼】
[名] 1 高く構えた建物。たかどの。 2 遠くを見るためにつくった高い建物。ものみやぐら。望楼。「門上の—に、おぼつかない灯がともって」〈芥川・偸盗〉 3 遊女と遊興することのできる店。揚げ...
廬山(ろざん)の真面目(しんめんもく)
《蘇軾「題西林壁」から》廬山には多くの峰がそびえており、見る方向によって形が変わり、その全景をとらえがたいように、大きく複雑で測り知れないことのたとえ。
ろ‐は
《「只(ただ)」の字が片仮名のロとハを続けた形であるところから》代金や料金などが要らないこと。ただ。無料。「—で映画を見る」
わき【脇/腋/掖】
1 両腕の付け根のすぐ下の所。また、体側とひじとの間。わきのした。「本を—に抱える」 2 衣服で、1にあたる部分。「洋服の—を詰める」 3 (「傍」「側」とも書く)すぐそば。かたわら。「門の—に...
わき‐め【脇目】
1 「脇見」に同じ。 2 わきから見ること。よそ目。「—にはよく見える」
わきめ‐づかい【脇目遣い】
横目をつかって見ること。「機械(からくり)人形の立働くように律義真正直、—もなさず」〈露伴・いさなとり〉
訳(わけ)が違(ちが)・う
同等に見ることはできない。比べられない。「それとこれとでは—・う」
わび‐こと【侘び事】
1 思いわずらう事柄。「あやしとや人は見るらむ—をたてぬきにして織る身と思へば」〈散木集・九〉 2 嘆願すること。「両方の—入り乱れて、親方駆け付け」〈浮・一代男・七〉
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
わらい‐ののし・る【笑ひ罵る】
[動ラ四]大声で笑い騒ぐ。「見ることのやうに語りなせば、皆同じく—・る」〈徒然・五六〉