かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】
市場において、各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱した。見えざる手。→市場原理 [補説]神の見えざる手(invisible han...
けん【見】
1 物事の見方・考え方。見解。「皮相の—」「学博く—高し」〈露伴・露団々〉 2 見るだけで買わないこと。ひやかし。素見(すけん)。「遊女の—して帰るなど」〈浮・娘気質・一〉
けん【見】
[音]ケン(呉)(漢) ゲン(呉) [訓]みる みえる みせる まみえる あらわれる [学習漢字]1年 〈ケン〉 1 みる。みえる。「見学・見物・見聞/一見・所見・書見・拝見」 2 人に会う。...
けん‐いち【見一】
珠算の二けた以上の割り算。除数と被除数を見て、答えがどう出るか見当をつけるもの。用いる九九の初段の先頭が「見一無頭作九の一」であるところから出た名称。
けん‐いん【見印】
《「見留印(みとめいん)」の「留」を略して音読したもの》認め印。
けん‐かい【見解】
物事に対する考え方や価値判断。「—の相違」「—を明らかにする」
けん‐がく【見学】
[名](スル) 1 実際のありさまを見て知識を広めること。「裁判所を—する」「社会—」 2 体調などの都合で、体育実技などを実際に行わないで、見て学ぶこと。「風邪のため水泳を—する」
けん‐げ【見解】
ものの見方や考え方。また、真理を見きわめる力。洞察力。「世俗の—には堕ちぬ心の明鏡に照らして彼れ此れ共に愛し」〈露伴・五重塔〉
けん‐ざん【見参】
[名](スル)⇒げんざん(見参)
けん‐しき【見識】
1 物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。ある物事に対する確かな考えや意見。識見。「—を備えた人物」 2 気位(きぐらい)。みえ。「彼女はいやに—が高い」