けん‐じょ【見証】
「けんぞ(見証)」に同じ。「越前房といふ僧きたりて—すとて」〈著聞集・一六〉
けん‐じょく【見濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。よこしまな思想や見解がはびこること。
けん‐ぞ【見証】
《「けんしょう」または「けんじょ」の変化か》傍らで見ること。特に、囲碁・蹴鞠(けまり)・双六(すごろく)などに立ち合い、勝負の判定をすること。「かの御碁の—せし夕暮のことも言ひ出でて」〈源・竹河〉
けん‐だい【見台】
《書見する台の意》書物をのせて読むのに用いる台。謡曲・浄瑠璃・長唄などの譜面をのせるのにも用いる。
けん‐だか【権高/見高】
[名・形動]気位が高く傲慢(ごうまん)なこと。相手を見下して高飛車な態度をとるさま。「—な振舞い」「—に指図する」
けん‐ち【検知/見知】
[名](スル) 1 機器などを使って検査し、故障などを知ること。「ガス漏れを—する」「—器」 2 (見知)実際に目で見て知ること。目で見て心に悟ること。「端より尾に至るまで備さに之を—するを得る...
けん‐ち【見地】
[名](スル) 1 物事を考えたり論じたりする場合の、よりどころとなる立場。観点。「教育的な—に立つ」 2 土地を実際に見て調べること。
けん‐ちょう【見丁】
御修法(みしほ)のとき、花香・乳木(にゅうもく)を取り出す僧の役名。
けん‐とう【見当】
1 大体の方向・方角。「駅はこの—です」 2 はっきりしていない事柄について大体の予想をすること。見込み。「犯人の—はついている」「—をつける」 3 版画や印刷で、刷る紙の位置を決めるための目印...
けんとう‐しき【見当識】
自己の時間的、空間的、社会的位置を正しく認識する機能。指南力。