み【見】
見ること。また、見える状態。多く、他の語と複合して用いられる。「姿—」「月—」「山見れば—のともしく川見れば—のさやけく」〈万・四三六〇〉
み‐あい【見合(い)】
[名](スル) 1 見合うこと。また、その状態。「土俵上での—が続く」 2 結婚の相手を求めて、男女が第三者を仲介として会うこと。「いい人がいれば—してもいい」「—写真」 3 両方がうまくつりあ...
みあい‐けっこん【見合(い)結婚】
見合い2によって知り合った男女が結婚すること。「—で結ばれる」
み‐あ・う【見合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに相手を見る。顔を見交わす。「二人はじっと—・った」 2 つりあう。対応する。「仕事に—・った給料」 3 皆で見る。大勢で見物する。「市をなして行きもやらで—・ひたり...
み‐あきら・む【見明らむ】
[動マ下二]見て明らかにする。はっきりと見きわめる。「教門を—・めて、道心を発(おこ)したるゆゑなり」〈沙石集・一〇末〉
み‐あ・きる【見飽きる】
[動カ上一]長く、また何度も見て、もう見る気がしなくなる。見るのがいやになる。「そんなものは—・きていて珍しくない」
み‐あ・げる【見上げる】
[動ガ下一][文]みあ・ぐ[ガ下二] 1 下から上を見る。仰ぎ見る。「夜空を—・げる」「—・げるばかりの大男」 2 りっぱであると感心する。「—・げた心がけだ」
み‐あさ・む【見浅む】
[動マ四]見てびっくりする。見て意外だと思う。「隣里の人も—・み、いみじきことにうらやみけり」〈宇治拾遺・三〉
み‐あた・る【見当(た)る】
[動ラ五(四)]さがしていたものが見つかる。「どこをさがしても—・らない」「奉公口ふたつ—・りぬ」〈一葉・花ごもり〉
み‐あつか・う【見扱ふ】
[動ハ四] 1 世話をする。また、看病する。「みづからの上のもてなしは、また誰かは—・はむ」〈源・総角〉 2 厄介な思いをする。手を焼く。「いと苦しと—・ひて」〈源・東屋〉