ちょうまつ【長松】
江戸時代、商家の丁稚(でっち)に多く用いられた名。また、丁稚・小僧。ちょま。「—が親の名で来る御慶かな/野坡」〈炭俵〉
ちょうめい‐がん【長命丸】
1 室町時代、疲労回復に効果があるとされた丸薬。〈運歩色葉〉 2 江戸時代の強精・催淫用の塗布剤。両国の四つ目屋で売っていたものが有名。「—の看板に、親子連れは袖を掩(おほ)ひ」〈根無草・四〉
ちょ‐おう【儲王】
世継ぎとなるべき親王。皇太子。儲君。
ちょくにん‐かん【勅任官】
明治憲法下で勅任により叙任された官吏。親任官と一等・二等の高等官。
ちょく‐ひ【直披】
脇付(わきづけ)の一。名宛人が自分で直接開封することを求めるもの。親展。じきひ。
ちょくひつ‐りゅう【勅筆流】
和様書道の流派の一。後円融天皇の勅筆をもとにして考案されたもの。尊円法親王の書風の流れをくむ。勅筆様。
ちょっけい‐かぞく【直系家族】
親が跡取りの子供夫婦と同居する家族形態。跡取りとの同居を代々繰り返すことで家系が直系的に維持される。世界各地の農村に広くみられ、かつての日本でも一般的であった。
ちょっけい‐しん【直系親】
直系の親族。直系血族と直系姻族との総称。
ちょっけい‐しんぞく【直系親族】
直系の関係にある親族。特に六親等内の直系血族と三親等内の直系姻族。
ちょぼ‐くさ
[副] 1 ちょこちょこと少しずつあるさま。「—と数多きは回覧するの煩はしきを厭ひ、六部を合して二巻となし」〈風来六部集・序〉 2 小声で話すさま。ひそひそ。「—とささやいたり抱きついたり」〈伎...