なからい【中らい/仲らい】
1 人と人の間柄。人間関係。「夫婦の—」 2 一族。親類。「上達部の筋にて、—も物きたなき人ならず」〈源・東屋〉
なか‐わん【中椀】
親椀(おやわん)の次の大きさの椀。汁物を入れるのに用いる。
仲(なか)を裂(さ)・く
親しい者どうしの関係を無理に切り離す。「親子の—・く」
なき‐おと・す【泣(き)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 泣いたり不幸な身の上を語ったりして、相手の同情を買い、自分の言い分を承知させる。「親を—・して資金を出させる」 2 泣きくずれる。歌舞伎のト書で用いる語。「死骸に取りつき—...
なき‐しみづ・く【泣き染み付く】
[動カ四]泣いて涙でぬれる。泣きぬれる。「—・いて頼まれければ、宿老の内儀涙ぐみ」〈浮・親仁形気・二〉
なき‐より【泣(き)寄り】
悲しいことのあるときに、親しい者が集まって互いに慰め合ったり助け合ったりすること。「親(しん)は—、他人は食い寄り」
なき‐わかれ【泣(き)別れ】
[名](スル) 1 泣き泣き別れること。嘆き悲しみながら別れること。「父親と—する」 2 俗に、一緒にしておくべきものが別れ別れになること。「首と胴が—になる」 3 印刷組版で、一つの見出し・単...
なくこ‐なす【泣く子なす】
[枕]乳を探り求めて泣く子のように、または、人込みにはぐれた親を求めて泣く子のように、の意から、「さぐり」に掛かる。「里人の行きの集ひに—行き取り探り」〈万・三三〇二〉
なく‐な・す【無くなす/亡くなす】
[動サ五(四)] 1 (無くなす) ㋐ないようにする。無くす。失う。「ライターを—・す」「明るさを—・す」 ㋑力のないものにする。ないがしろにする。「いかでこの大将を—・してばや」〈栄花・花山尋...
なこうど‐おや【仲人親】
結婚式のときに後見人となる名目上の親。媒酌人。杯親(さかずきおや)。