はしこ・い【捷い/敏捷い】
[形][文]はしこ・し[ク]機転がきき、動作が敏捷である。すばしこい。はしっこい。「私の叔母でも、母親でも、強健(つよ)い—・い気象です」〈藤村・旧主人〉 [派生]はしこさ[名]
はじめ‐て【初めて/始めて】
[副] 1 今までに経験していない事が起こるさま。最初に。「—人間が月に着陸した」 2 ある経験をした上で、漸くその状態になるさま。やっと。「親が死んで、—そのありがたさがわかった」 3 (下に...
はす‐めし【蓮飯】
1 ハスの種子を炊き込んだ塩味の飯。また、ハスの若葉を蒸して細かく刻み、塩を加えてまぜた飯。はすのはめし。 2 もち米をハスの葉に包んで蒸し、葉の香りを移した強飯(こわめし)。盂蘭盆(うらぼん)...
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
はせい‐ご【派生語】
本来独立した一つの単語であったものに、接辞などが付いたり語形が変化したりして、別の一語となったもの。接頭語が付いた「お宮」「ご親切」「真っ暗」、接尾語が付いた「ぼくたち」「みなさん」「寒がる」な...
はたけ【畑/畠】
1 野菜や穀類などを作る農耕地。水田に対して、水を入れない耕地をいう。はた。 2 専門とする領域・分野。「法律—」 3 母親の腹。また、出生地。「—の違う兄弟」 [補説]「畑」「畠」は国字。
はたけ‐ちがい【畑違い】
1 専門とする分野・領域が異なること。「—の仕事」 2 兄弟姉妹の中で、母親が異なること。→種違い
肌(はだ)を合(あ)わ・せる
1 男女が肉体関係を結ぶ。 2 しめしあわせる。ぐるになる。「時に親方と—・せ、手形の日付をとっと跡の月にして」〈浄・反魂香〉
はち‐ぎ【八議】
中国、唐代の裁判で、罪を減免した八つの条件。議親・議故・議賢・議能・議功・議貴・議勤・議賓。→六議(りくぎ)
はち‐ぼ【八墓】
平安時代、朝廷で管理した皇親・外戚八人の墓。以後、歴代の親疎によって加除があり、一定ではない。荷前(のさき)の使いをつかわされた。