わ‐じょうろう【我上﨟/和上﨟】
[代]二人称の人代名詞。身分のある子女を親しみを込めて呼ぶ語。わじょろう。「さすがに—は常磐腹に三男」〈謡・鞍馬天狗〉
わ・する【和する】
[動サ変][文]わ・す[サ変] 1 親しむ。仲よくする。「夫婦相—・する」 2 他の人に調子を合わせる。「応援団長の声に—・して声援を送る」 3 他の詩歌にこたえて、それにふさわしい詩歌を作る。
わすれ‐がたみ【忘れ形見】
1 その人を忘れないように残しておく記念の品。「亡父の—のパイプ」 2 父が死んだとき、母の胎内にいた子。また、親の死んだあとに残された子。遺児。「兄夫婦の—をひきとる」
わ‐せんじょう【我先生/和先生】
[代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちを込めて、または軽んじる気持ちで、相手を呼ぶ語。「—はいかでこの鮭を盗むぞ」〈宇治拾遺・一〉
わ‐そう【我僧/和僧】
[代]二人称の人代名詞。僧を親しみの気持ちを込めて、または軽んじる気持ちで呼ぶ語。「—は何人ぞ」〈宇治拾遺・一三〉
わたい【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。多く東京下町の女性や女児などが、親しい相手に対して用いる。あたい。「もう—の名を御存じだよ」〈逍遥・当世書生気質〉
ワット‐プラトン【Wat Phra Tong】
タイ南部、マレー半島西岸のプーケット島にある仏教寺院。同島中北部に位置する。胸から下が地中に埋まった黄金の仏像があることで有名。この場所で息子を亡くした父親が夢のお告げにしたがって仏像を掘り起こ...
わ‐とう【我党/和党】
[代]二人称の人代名詞。複数の相手に向かって親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる語。おまえたち。「やや、—連歌だにつかぬとつきたるぞかし」〈宇治拾遺・一四〉
わ‐どの【我殿/和殿】
[代]《「わとの」とも》二人称の人代名詞。対等以下の相手に向かって親愛の気持ちをこめて用いる語。そなた。「我は千鳥といふ女、—に請けたる恩はなし」〈浄・女護島〉
ワドローペン【(オランダ)wadlopen】
《wad(浅瀬)+lopen(歩く)から》干潮時の海を、何時間も歩き回る遊び・スポーツ。国土の4分の1が海面下にあるオランダで生まれ、現在では国民的スポーツといわれるほどに親しまれている。