ラマン‐ライダー【Raman lidar】
大気中の分子によるラマン散乱を利用するライダー(レーザーレーダー)。水蒸気の量や分布から降雨・降雪量を高精度で予測することや、火山ガスなどのエアロゾルの観測に用いられる。ラマン散乱ライダー。
リガード【REGARD】
《Real-time GEONET Analysis system for Rapid Deformation Monitoring》GEONETの観測データを用いて、地震による地殻変動と地震の...
リサ【LISA】
《Laser Interferometer Space Antenna》欧州宇宙機関(ESA)が進めている重力波観測計画。地球の公転軌道付近に三つの人工衛星を配置し、衛星間でレーザー光をやりとり...
リサジュー‐きどう【リサジュー軌道】
人工衛星がとる軌道の一。ラグランジュ点付近を、リサジュー図形を描いて周回する軌道。一般にラグランジュ点L1、L2、L3は重力的に不安定なため、なんらかの軌道制御が必要となる。WMAP、SOHO、...
リサ‐パスファインダー【LISAパスファインダー】
2015年12月に欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた人工衛星。同機関が進めている重力波観測計画LISAの小型試験機であり、地球から約150万キロメートル離れたラグランジュポイント(L1)において...
リム‐かんそく【リム観測】
《リムは縁(へり)の意》人工衛星が、地平線を見渡すような角度で、横方向から大気の縁を観測すること。大気や雲の観察のほか、弾道ミサイルの追跡などに利用される。→ナディア観測
リモート‐センシング【remote sensing】
人工衛星や飛行機などにより、遠く離れた対象の観測を行うこと。主に、地上から反射・放射される種々の波長の電磁波を測定し、コンピューターで処理して地表の状態を映像としてとらえることをさす。遠隔測定。...
リモートセンシング‐えいせい【リモートセンシング衛星】
⇒地球観測衛星
リモート‐ぼうえんきょう【リモート望遠鏡】
《remote telescope》インターネットなどのコンピューターネットワークを通じて、遠隔で操作する天体望遠鏡。目標天体の導入・撮影・データ転送などを行う。チリのアタカマ砂漠やハワイのマウ...
りょうしいろ‐りきがく【量子色力学】
素粒子物理学における、強い相互作用を説明する基本理論。陽子や中性子などのハドロンは、クオークと反クオーク、およびクオーク同士を結びつけるグルオンにより構成される。クオークは直接観測にかからない色...