でたら‐め【出鱈目】
[名・形動]《さいころを振って、出たその目のままにする意》根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動。「—を言う」「—な(の)答えを教える」「数字を—...
で‐ほうだい【出放題】
[名・形動] 1 出るにまかせておくこと。出るばかりのこと。また、そのさま。「湯を—にしておく」 2 好き勝手なことを口から出るにまかせて言うこと。また、そのさま。でまかせ。「あることないこと、...
で‐まかせ【出任せ】
1 口から出るにまかせて、いいかげんなことを言うこと。また、その言葉。出放題。「口から—を言う」 2 出るままにしておくこと。「私は涙を—にしていた」〈康成・伊豆の踊子〉
とい‐つ・める【問(い)詰める】
[動マ下一][文]とひつ・む[マ下二]真実を言うまで厳しく尋ねる。詰問する。「—・められて白状する」
と‐いわず【と言わず】
[連語] 1 …と言うことなく。…などと言わないで。「明日—今すぐ」 2 (多く「…といわず…といわず」の形で)特に…と言うことなく全部。「顔—手—泥だらけだ」
とうざい‐とうざい【東西東西】
[感]《もと相撲で、東から西までおしずまりなさい、という意で言い始めたという》興行物などで口上を述べるときに、また、ざわめきをしずめるときなどに言う語。東西。とざいとうざい。
唐人(とうじん)の寝言(ねごと)
何を言っているのかわからない言葉。また、筋の通らないことをくどくど言うたとえ。
とお‐まわし【遠回し】
[名・形動]直接的な表現を避けて、それとなく言うこと。また、そのさま。「—に注意する」
とか‐なんとか【とか何とか】
[連語](多く「言う」の意を表す語を伴って)断定できないこと、漠然としていることを表す。などと。「五時ごろ会おう—言っていたよ」「—おっしゃって、やっぱり彼女が好きなんでしょ」
とぐ・る
[動ラ四] 1 言葉をまげて言う。隠語を使う。「たろく(=湯ノコト)と—・る男あれば」〈滑・浮世風呂・前〉 2 拷問する。「こいつを—・ったら、長門之介や伝七が有り家知れぬといふ事はあるまい」〈...