愛(あい)は惜(お)しみなく奪(うば)う
《「愛は惜しみなく与う」をもとにした言葉》人を愛するということは、相手のすべてを奪って自己のものにしようとすることである。有島武郎が評論「惜みなく愛は奪ふ」で主張。
あおひげのしろにて【青ひげの城にて】
《原題In Bluebeard's Castle》スタイナーの評論。1971年刊。 T=S=エリオット記念講演を活字化したもの。
アメリカのがくしゃ【アメリカの学者】
《原題The American Scholar》エマソンの評論。1837年に、ハーバード大学で行われた講演を文章にまとめたもの。ヨーロッパ文化への追随ではない米国独自の思想・文化の形成を呼びかけ...
あんこくちたい【暗黒地帯】
《原題An Area of Darkness》インド系英国人作家、ナイポールの評論集。1964年刊。
イギリスしょうせつろん【イギリス小説論】
《原題The English Novel》プリーストリーの評論。1927年刊。別邦題「英国の小説」。
いぐち‐しんじろう【井口新次郎】
[1904〜1985]野球選手・新聞記者。和歌山の生まれ。和歌山中、早大野球部で活躍後、昭和4年(1929)大阪毎日新聞社に入社。アマチュア野球の評論を行う。のち選抜高校野球大会の選考委員、全日...
いしきさんぎょうろん【意識産業論】
《原題、(ドイツ)Bewußtseins-Industrie》ドイツの詩人・評論家、エンツェンスベルガーの評論集。1962年刊行。
いしょうてつがく【衣装哲学】
《原題Sartor Resartus: The Life and Opinions of Herr Teufelsdröckh》英国の評論家カーライルの著作。1836年、米国で刊行。英国版は18...
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
イタリアルネサンスし【イタリアルネサンス史】
《原題The Renaissance in Italy》シモンズによる評論集。全7巻。1875年から1886年にかけて刊行。