あい‐し【哀詩】
悲しい事柄や心を詠んだ詩。
あかつきとゆうべのうた【暁と夕の詩】
立原道造の第2詩集。昭和12年(1937)12月、私家版で刊行。全10編のソネットからなり、「或る風に寄せて」「眠りのほとりに」などの作品を納める。
アシーンのほうろうとそのたのし【アシーンの放浪とその他の詩】
《原題The Wanderings of Oisin and Other Poems》イェーツの第一詩集。1889年刊。長編の物語詩「アシーンの放浪」など、著者が美術学校の学生時代から書きためた...
うた【歌/唄】
1 拍子と節をつけて歌う言葉の総称。また、それを歌うこと。神楽歌・催馬楽(さいばら)・今様(いまよう)から、現今の唱歌・民謡・歌謡曲などまで種類が多い。 2 一定の音節数によって語の調子を整えた...
うみべのし【海辺の詩】
《原題、(フランス)Poème des rivages》ダンディの管弦楽曲。全4曲。正式名称は交響組曲「海辺の詩」。1919年から1921年にかけて作曲。
えい‐し【英詩】
英語の詩。また、英国の詩。
おにのうた【鬼の詩】
藤本義一の短編小説。明治後期の上方噺家(はなしか)、2代目桂米喬(べいきょう)をモデルにした作品。昭和49年(1974)発表。同年、第71回直木賞受賞。昭和50年(1975)、作者自身の脚本によ...
おん‐し【音詩】
《(ドイツ)Tondichtung》標題音楽の一。詩的・文学的印象を表した楽曲。
かながきのうた【かな書きの詩】
平井照敏の評論。副題「蕪村と現代俳句」。昭和62年(1987)刊行。第5回俳人協会評論賞を受賞。
かな‐し【仮名詩】
漢詩の絶句や律の体に倣って試みられた俳諧体の詩。各務支考(かがみしこう)の創意。蕪村の「春風馬堤曲」の類。