とう‐し【唐詩】
1 中国、唐代の詩。絶句・律詩などの近体詩が完成され、李白・杜甫らのすぐれた詩人が多い。 2 一般に、中国古典詩のこと。からうた。
とう‐し【闘詩】
漢詩を作って、その優劣を争うこと。詩合わせ。
と‐し【杜詩】
中国唐代の詩人である杜甫(とほ)の詩。
どう‐し【童詩】
子供のための詩。また、子供が作った詩。
にじゅうこくせきしゃのし【二重国籍者の詩】
野口米次郎の詩集。著者の詩集のうち、日本語のものとしては最初の書。大正10年(1921)刊行。
のうこうし【農耕詩】
《原題、(ラテン)Georgica》古代ローマの詩人ウェルギリウスによる詩。紀元前29年頃完成。農耕・果樹栽培・牧畜・養蜂を主題とする全4歌からなる。
はく‐し【白詩】
唐の白居易(はくきょい)の詩。
ばん‐し【挽詩/輓詩】
死者を悼む詩。哀悼の詩。
ふうしし【風刺詩】
《原題、(ラテン)Satirae》古代ローマの詩人ホラティウスの詩集。全2巻。第1巻は紀元前35年、第2巻は紀元前30年発表。
ふうぶつ‐し【風物詩】
1 景色や季節をうたった詩。 2 その季節の感じをよく表しているもの。「金魚売りは夏の—」