のう【嚢】
[音]ノウ(ナウ)(呉) [訓]ふくろ ふくろ。「嚢中・嚢底/陰嚢・雑嚢・詩嚢・胆嚢・知嚢・土嚢・背嚢・氷嚢」
のうこうし【農耕詩】
《原題、(ラテン)Georgica》古代ローマの詩人ウェルギリウスによる詩。紀元前29年頃完成。農耕・果樹栽培・牧畜・養蜂を主題とする全4歌からなる。
のうふピアズのげんそう【農夫ピアズの幻想】
《原題The Vision of Piers the Plowman》中世イギリスの宗教詩。ラングランドの作品とされる。50以上の写本が現存し、1370年頃、1380年頃、1385年頃の3種の稿...
のため‐がた【篦撓め形】
《「のため」が斜めに溝を彫ったものであるところから》 1 ななめ。すじかい。「河中より—におしなされて」〈平家・九〉 2 こじれていること。ひねくれていること。「官にありて何事も—に有うかと思へ...
のばと【野鳩】
《原題、(チェコ)Holoubek》ドボルザークの交響詩。1896年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩を主題とした作品。ヤナーチェクの指揮で初演された。
のばら【野ばら】
《原題、(ドイツ)Heidenröslein》 ゲーテの詩。シューベルトやウェルナーをはじめ、多くの作曲家によって曲がつけられている。
シューベルトの歌曲。1815年頃の作曲。
に基づく。「...
のゆきやまゆき【野ゆき山ゆき】
与田凖一による少年少女向け詩集。昭和48年(1973)刊行。第11回野間児童文芸賞受賞。
ノンセンス‐バース【nonsense verse】
韻律は整えられているが、統一的な意味をもたない詩。語呂(ごろ)合わせや造語などで構成される。ルイス=キャロルの作品が有名。
はい【牌】
[音]ハイ(漢) 1 書き付けのある札。「位牌・紙牌・詩牌・木牌」 2 勝負事の札やこま。「骨牌(こっぱい)」 3 記念の盾やメダル。「金牌(きんぱい)・賞牌」 [難読]骨牌(カルタ)・聴牌(テ...
はいえん【廃園】
三木露風の第2詩集。明治42年(1909)刊行。著者は本作で注目を集め、北原白秋とともに「白露」と称される象徴派の代表的詩人となった。