はるのいそぎ【春のいそぎ】
伊東静雄の第3詩集。昭和18年(1943)刊行。題名は幕末の志士、伴林光平の歌「たが宿の春のいそぎかすみ売の重荷に添へし梅の一枝」に由来。
はるのいわい【春の祝い】
《原題、(ドイツ)Die Frühlingsfeier》クロプシュトックの詩。1759年発表。ドイツにおける自由律の頌歌(しょうか)の創造を象徴する代表作。1771年刊行の「オーデ集」に収録。
はるのえのやかた【春の画の館】
金井美恵子の詩集。昭和48年(1973)刊。
はる‐ばる【遥遥】
[副] 1 遠く離れているさま。遠くから、または遠くへ物事の及ぶさま。はるかに。「—(と)展望が開ける」「—(と)海を渡ってくる」 2 程度がかけ離れているさま。はるかに。「その顔色は世上の若...
ハレルヤ【hallelujah】
《主をほめ賛えよ、の意》旧約聖書の詩篇で、神を賛美し、喜びを表す語。キリスト教会の聖歌・賛美歌に用いられる。アレルヤ。
はん‐かん【藩翰】
《「藩」は垣根、「翰」は柱の意。「詩経」大雅・板による》地方を鎮め、王室の守りとなる国家の重臣。転じて、諸侯。藩屏(はんぺい)。藩籬(はんり)。
ハンガリーげんそうきょく【ハンガリー幻想曲】
《原題、(ドイツ)Fantasie über ungarische Volksmelodien》リストのピアノと管弦楽のための作品。1852年頃の作曲。自身が1840年代に作曲したピアノ曲「ハン...
はんきょう【反響】
日本の政治・文芸評論誌。大正3年(1914)4月、生田長江、森田草平が創刊。大正4年(1915)廃刊。 伊東静雄の第4詩集。昭和22年(1947)11月刊行。伊東の生前に刊行された最後の詩集...
ハン‐サライ【Han Saray】
ウクライナ南部、クリミア自治共和国の都市バフチサライにある宮殿。16世紀前半に建造され、クリムハン国の歴代のハンが暮らした。プーシキンの詩に基づくバレエ「バフチサライの泉」で知られる「涙の泉」が...
はんじゅうしんのごご【半獣神の午後】
《原題、(フランス)L'Après-midi d'un faune》マラルメの詩作品。1866年頃に書かれた作品で、1876年にマネの挿絵をつけて出版された。牧神の午後。