りゅうきゅうしょとうふうぶつししゅう【琉球諸島風物詩集】
佐藤惣之助の詩集。大正11年(1922)に沖縄・台湾を旅行した際の経験をもとに書かれた作品集。同年12月刊行。
りゅうしょう‐きょくすい【流觴曲水】
昔、中国で、陰暦3月3日に行われた宴。折れ曲がった水の流れに杯を流し、その杯が自分の前に来るまでに詩を作り、杯の酒を飲んだ遊び。のちに日本でも行われた。→曲水の宴
りゅう‐れい【流麗】
[形動][文][ナリ]よどみがなく美しいさま。詩文・音楽などがなだらかでうるわしいさま。「—な文字」「—な文体」
リュトブフのしゅうそ【リュトブフの愁訴】
《原題、(フランス)La Complainte Rutebeuf》リュトブフの詩。近代的な叙情詩につながる、個人的感情を主題とした作品。
りょううんしゅう【凌雲集】
平安初期の日本最初の勅撰漢詩集。1巻。嵯峨天皇の命により、小野岑守(おののみねもり)・菅原清公らが撰。弘仁5年(814)成立。延暦元年(782)から弘仁5年までの作者24人の詩91首を収める。凌...
りょうがみ【両神】
金子兜太の第12句集。70歳を挟む9年間の作品をまとめたもの。題名は埼玉県秩父の両神山に由来。平成7年(1995)刊行。平成8年(1996)、第11回詩歌文学館賞受賞。
リラのはな【リラの花】
与謝野鉄幹による訳詩集。大正3年(1914)刊行。「三田文学」「スバル」などの雑誌に掲載、紹介してきたヨーロッパの現代詩の日本語訳をまとめて出版したもの。
リリカル【lyrical】
[形動]叙情的なさま。叙情詩的。リリック。「—な詩」「—に歌う」
リリシズム【lyricism】
叙情詩的な趣や味わい。「—にあふれた作品」
リリック【lyric】
《ギリシャの竪琴(たてごと)リラに合わせて歌う詩として発達したところから》 [名] 1 叙情詩。⇔エピック。 2 (流行歌の)歌詞。 [形動]叙情的なさま。リリカル。「—な歌詞」