わ‐だい【話題】
話の題目。談話・文章などの中心的な材料。話の種。「—が尽きない」「—にのぼる」
わちゅう‐わ【話中話】
ある物語の中で語られる、別の物語。→枠物語
わ‐とう【話頭】
1 話をするきっかけ。話のいとぐち。また、話の内容。話題。「—にのぼる」 2 禅宗で、古則・公案のこと。
話頭(わとう)を転(てん)・じる
話を、今までとはすっかり違った別の話題に移す。話題を変える。「弁士は忽ち—・じて」〈魯庵・社会百面相〉
わ‐へい【話柄】
話の種。話題。「活動写真は…日常の—にしているものであるから」〈荷風・濹東綺譚〉
わ‐ほう【話法】
1 話し方。 2 書き手または話し手が、自分の話の中に他人の言葉を引用するときの表現方法。直接話法と間接話法がある。
わ‐ほん【話本】
中国の宋代から元のころまで行われた、口語体で書かれた語り物の台本。講史の台本を平語というのに対して、物語の台本をいう。