ちゅう【誅】
罪ある者を討伐すること。罪人を殺すこと。「—に付する」
ちゅう【誅】
[音]チュウ(慣) 1 罪をとがめて殺す。「誅殺・誅伐/天誅」 2 厳しく責めたてる。「誅求/筆誅」
ちゅう‐きゅう【誅求】
[名](スル)租税などを厳しく取り立てること。「領民を—する」「苛斂(かれん)—」
ちゅう‐さつ【誅殺】
[名](スル)罪をとがめて殺すこと。「逆臣を—する」
ちゅう‐じょ【誅鋤】
[名](スル) 1 鋤(すき)で掘りおこして雑草を根絶やしにすること。 2 悪人などを殺して絶滅すること。「梗命(こうめい)の者のみ—せらるる御旨意ならば」〈染崎延房・近世紀聞〉
ちゅう・する【誅する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変]悪人や罪のある者を殺す。成敗する。「無道の役人を—・し」〈鴎外・大塩平八郎〉
ちゅう‐ばつ【誅伐】
[名](スル)罪ある者を攻め討つこと。「朝敵を—する」「—と脅迫とによって事を済まそうと思い立った」〈鴎外・大塩平八郎〉
ちゅう‐ばつ【誅罰】
[名](スル)罪を責めて罰を加えること。処罰すること。「日本帝国の威信の為に…—して遣るのだぞ」〈木下尚江・良人の自白〉
ちゅう‐めつ【誅滅】
[名](スル)罪ある者を討ち滅ぼすこと。「残党を—する」
ちゅう‐りく【誅戮】
[名](スル)罪ある者を殺すこと。「此等の容易に征服—せられしより」〈田口・日本開化小史〉