そそのか・す【唆す/嗾す】
[動サ五(四)] 1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」 2 早くそうするように勧める。せきたてる。「とく参り給はむことを—・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉
たんぜん‐ぶろ【丹前風呂】
江戸初期、江戸の神田佐柄木(さえぎ)町、堀丹後守の邸の前にあった町風呂。容色のすぐれた湯女(ゆな)を置いて、遊客を誘い、繁盛したという。明暦3年(1657)禁止。
だき‐こ・む【抱(き)込む】
[動マ五(四)] 1 腕の中にかかえ入れる。「子を—・む」 2 味方に引き入れる。仲間に誘い込む。「敵の一人を金で—・む」
ちょうちん‐あんこう【提灯鮟鱇】
アンコウ目チョウチンアンコウ科の海水魚。太平洋や大西洋の深海に分布。雌は全長約60センチ。アンコウより体高が高く、黒紫色。頭上にある棒状の突起を光らせてえさを誘い寄せる。雄は非常に小さく、成魚に...
つら・れる【釣られる】
[動ラ下一]《動詞「つる」の未然形+受身の助動詞「れる」から》 1 誘い出される。誘惑される。「景品に—・れて買う」 2 ひきいれられる。影響を受ける。「笑顔に—・れてほほえむ」
つり‐こ・む【釣(り)込む】
[動マ五(四)]気を引いて誘い入れる。興味を起こさせて引き込む。「話に—・まれて時のたつのを忘れた」
つり‐だ・す【釣(り)出す/吊り出す】
[動サ五(四)] 1 だまして誘い出す。おびきだす。「甘言で—・す」 2 (吊り出す)相撲で、相手のからだをつり上げて土俵の外に出す。
つれ‐だ・す【連(れ)出す】
[動サ五(四)]誘って外へつれていく。誘い出す。「友人を飲みに—・す」
とんぼ‐つり【蜻蛉釣(り)】
おとりのトンボを竿の先に糸で結んで飛ばし、他のトンボを誘い寄せて捕らえる遊び。また、鳥もちをつけた竿でトンボを捕る遊び。《季 秋》
どじょう‐うち【泥鰌打ち】
夏の夜、ドジョウを灯火で誘い出し、棒の先に釘をつけた道具で突きさして捕らえること。