ドリス‐じん【ドリス人】
古代ギリシャの一民族。前1200年ごろ、西北方から鉄器をもって侵入を開始し、ミケーネ文明を破壊してペロポネソス半島やエーゲ海諸島に定住した。スパルタはその代表的都市国家。ドーリア人。
ドレーク‐かいきょう【ドレーク海峡】
《Drake Passage》南アメリカ大陸の南端ホーン岬と南極半島沖のサウスシェトランド諸島を隔てる海峡。幅約800キロメートル。英国の航海者フランシス=ドレークにちなむ。パナマ運河開通以前、...
ドン‐エンガス【Dun Aengus】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュモア島にある先史時代の遺跡。島の南側、海面からの高さが100メートル近くある断崖の上に半円形の石壁が残っている。古代ケルト人が築いた砦(とりで)か神殿と考え...
ドン‐オウレ【Dun Eochla】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュモア島にある先史時代の遺跡。島の中央の最も標高が高い地点にあり、円形状の2列の石壁が残っている。6世紀半ばから8世紀にかけてケルト人が築いた砦(とりで)とい...
ドン‐コナー【Dun Conor】
アイルランド西部、アラン諸島のイニシュマーン島にある先史時代の遺跡。島の中央に位置し、同諸島の遺跡の中ではイニシュモア島のドンエンガスに次いで大きい。ケルト人が1世紀頃に築いた砦(とりで)といわ...
ナイル‐わに【ナイル鰐】
クロコダイル科のワニ。全長7メートルに達する。アフリカ大陸とマダガスカル・コモロ・セーシェル諸島の河川・湖沼に分布し、人畜を襲うこともある。古代エジプトでは神の使者とされた。
ナウソリ【Nausori】
フィジー諸島、ビチレブ島南東部の都市。首都スバの北東約20キロメートルに位置し、一大都市圏を形成。レワ川に面した河港をもち、舟運により発展。国内線およびツバル・トンガへの国際線の空港がある。サト...
ナギギア‐とう【ナギギア島】
《Nagigia》フィジー諸島、カンダブ島西岸沖にある小島。周囲をサンゴ礁に囲まれ、サーフィンやスキューバダイビングが盛ん。元は無人島だったが、リゾートホテルが建てられ、観光客が多く訪れるように...
ナクソス‐とう【ナクソス島】
《Naxos/Νάξος》ギリシャ南東部、エーゲ海にある島。キクラデス諸島の中で最も大きく、パロス島の東に位置する。主な町はナクソス。島の中央にそびえる標高1004メートルのゼウス山は同諸島中で...
ナシヌー【Nasinu】
フィジー諸島、ビチレブ島東部の一地区。首都スバと空港があるナウソリの間に位置し、一大都市圏を形成。インド系住民が多く、商業地区として発展。